看護 医療

病態の知識をつける簡単な方法

こんにちは ちーCafé☕へようこそ

 

医療業界にいて最も大切と言ってよい、人体の解剖生理、病態の理解

意外と難しいと感じている方はみえませんか

勉強会に出ても結局よくわからなかったり、なんとなく看護している感じありません??

 

そう、結構多いのがなんとなくなんですよ

 

後輩に聞かれた時、自信をもって教えられるのはほんの一部だけだったりします

 

私は、新人の時にとある総合病院の混合病棟に配属されました

混合病棟なので、もうどの患者さんが何科の何の病気か、主治医は何科のどの先生か、もうさっぱりわからん…((+_+))

といった状況

一度にたくさんの病気を学ぶ必要がありました

 

新人なんて帰ってきたらもう日付変わってるくらいで、バタンキューでしたし、家で勉強する気力なんてなかったように思います

 

でも、中学生の頃から生物が好きだった私は、病態を知りたいという思いは素直にあって、とうとうこんな手段に出ました

 

耳鼻科の処置係担当の日勤の日です

処置の介助の後に処置室でムンテラ(病状説明)があるのですが、声のかけやすい医師に「ムンテラが聞きたいので、処置室にいてもいいですか」

許可を得て、ひたすらムンテラを聞きました

 

例えば、この患者さんはここに腫瘍があって、それを切除するために入院している とまではわかっても、

「あなたの場合は、ここに気を付けないとこんな合併症がおきます」とか、「こういったことが稀に起こります」とか、患者さんによって違うことや、めったに起こらないけど起こったらちょっと大変な合併症とか、「へぇ~そういう病気なんだー」ってとにかく理解が深まりました

 

それを聞いてから教科書を読むと、「そうそう!先生言ってたわ!」って理解できたりして、自分の中に落とし込めるようになりました

 

そして勉強会ではなく、ムンテラを聞くことの利点は

・患者さんへの話なので、一般人でもわかるようにかみ砕いて説明してくれている

・個別性があり、特殊なケースの話も聞ける

・その状態を把握した状態で看護ができるので、注意して観察するポイントがわかる

ということ

 

主治医がどのような治療方針で患者さんを診ているかがわかると、報告の内容も変わってきます

主治医が気にしていたことを自然と報告するようになり、「この看護師さん、よくみてくれているなー」と思ってくれるようで

よくムンテラを聞かせてくれていた先生が1年後に転勤されるときに、「君はよく勉強していたし、向上心があるよね。僕の今度行く病院はさらに勉強になると思うから、良かったら一緒においでよ。」とお声をかけてくださいました

 

新人の中でも本当にできの悪かった私は、そんな風に言ってもらえたことに驚きました

嬉しかったのですが結構遠いめの県外だったので、やっと慣れてきた病棟でもう少し頑張ることにしました

 

新人看護師さんや、病棟が変わっていろんな病気を覚えないといけないー でもわかんないよー

というときは、ぜひこの技使ってみてください

 

病態がわかると楽しいですよね(^^♪

 

では、また!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA